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映画
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『亜人』日本漫画の過激性という欠点をハリウッド的なアプローチで見事にカヴァー
興味深かったのは、この映画には善悪が無かったことだ。不死身の体である「亜人」の主人公の佐藤健が人間の味方をするのも当然だろうし、日本滅亡を企む敵役の綾野剛も…
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『アウトレイジ 最終章』は暴力映画ではなくコメディ映画だった(笑)
日本人は“不良好きDNA”が流れている。昔悪かった自慢など何の意味も成さないが、これらの無駄な見栄は時代性問わずに一向に廃らないし、年食っても“ちょいワル”…
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【アメコミ映画ブームが“ヤツ”を再び呼び覚ましてしまった】『スポーン』再映画化決定!
1992年にアメリカのイメージ・コミック社から出版され(マーベルのようにさほど著名なキャラクターはいないが、あの人気ドラマ「ウォーキング・ザ・デッド」の…
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【ラスベガス銃乱射事件】セレブ続々追悼の中、マライアやらかす!
今アメリカは岐路に立たされている。アメリカは世界屈指の銃社会である。ラスベガスの銃乱射事件を通じて、アリアナ・グランデやLADY GAGAなどのセレブを始め…
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余計な台詞すら削ぎ落とし、戦争を臨場体験させる『ダンケルク』こそ真の戦争映画だ!
21世紀の娯楽作の王者ノーラン監督が戦争映画を撮るとこうも凄いというのを見せつけられた。ここまでリアリティな戦争映画は見たことが無い。それも、スピルバーグが…
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『エイリアン:コヴェナント』種の誕生と起源に迫るスコット監督の鬼才に慄く
本来のSFホラー回帰した、スコット監督の気迫が感じられる力作だった。その知名度の高さや、人類と対峙する異質としてエイリアンは娯楽作で扱いやすかった。『エ…
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『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』こそ民生を理解していない
薄っぺらい映画だった。奥田民生に憧れる理由は凄く共感できる。自由奔放で放浪的なイージューライダーの価値観に共感するって、一種の悟りにも近い心地良さで、最近多…
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何故「バルス現象」は起きるのか?その理由は日本特有の国民性と風土にあった!
2017年9月29日、宮崎駿監督作の不朽の名作『天空の城ラピュタ』が日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で放送された。16回目のテレビ放送にも関わらず、…
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『ワンダーウーマン』から行き過ぎたフェミニズムは逆に男女差別を助長すると感じる
大相撲の世界では土俵に女性は上がってはいけない事実。愛子様の皇位継承権が秋篠宮家悠仁様の次になる事実。ヒラリーが大統領になれなかったのは不支持者の理由が「女…
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『君の名は。』のハリウッド実写化が失敗すると断言したい理由
誰だ、実写化を許したのはッ!『君の名は。』がハリウッドで実写化する。この驚きのニュースに喜んでいる人も多いことだろう。実際に同作の川村元気プロデューサー…
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今年のエミー賞の話題はニコール・キッドマンの旦那前キスと、元スパイサー報道官の登場!
辞任したスパイサー報道官が登場いつもはエミー賞に興味が無いんだが、今年は何かと騒動になっているようなので敢えて触れたい。まず挙げられるのは、何よりも、ト…
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映画『バトルシップ』のリアーナ抜擢の理由はアノ事件が関係していた!この映画から改めて彼女の魅力は何か…
今夜(2017年9月8日)遂に『バトルシップ』が地上波で放送される。同作のファンは今日の放送を渇望していた。何故か・・・・・・それは、今年(2017年)の6…
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『ベイビー・ドライバー』は最高の超娯楽的音楽映画!これほどCOOLでセンスの良い映画はない!
最高過ぎて言葉も無い。素晴らしいのひと言だ。こんなにcoolでかっちょいい映画を近年観たことがない。しかも、楽曲、洋服、セット、アクションの何もかもがセンス…
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久々の韓国映画の成功例『新感染 ファイナル・エクスプレス』の勝算は単純さにあり
99年の『シュリ』を皮切りに、文化としての成熟度の早さ、高さが凄まじいものがあったが、正直なところ韓国映画は苦手だ。確かに娯楽作としても社会派としても優れた…
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新鮮味皆無の超大作『トランスフォーマー/最後の騎士王』を観て過剰は見飽きると察する
このシリーズは題名の通りロボットの変形(transform)シーンが、カッコ良ければ、それでOKなのである。それ以上のことは望まなくとも成立する映画なのだ。…
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マーベルに名作増える『スパイダーマン:ホームカミング』青春ヒーロー映画の金字塔誕生!
所詮はアメコミである。これだけ年に複数作も乱発公開していれば観客もそろそろ飽きるだろう。って時に、マーベルは史上最高の愛されキャラを投下し、世界を再び魅了し…
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続編打切り『アメージング・スパイダーマン』は果たして本当に失敗だったのか?多角的に検証してみる!
全世界で興行的に特大ヒットを飛ばしている『スパイダーマン:ホームカミング』の公開と日本でのヒットもを受けて、地上波では過去の『スパイダーマン』シリーズが放送…
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『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 』はジョジョ素人からすればサッパリだった
少年ジャンプ全盛期に少年期を送ったので、ジョジョは正にドンピシャの世代である。なのに、読んだことが無い。そう言うと、大概、同年代からは、まるで犯罪者かのよう…
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『君の膵臓をたべたい』が駄目な理由は物語構築上で最もしてはいけない禁句を犯しているから
セカチュウから13年、世間は再び難病恋愛物語を好んだ!膵臓を食べる?ゾンビ映画?タイトル勝ち!戦略は見事だ!日本中に悲恋ブームを巻き起こ…
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キュウレンジャーは読売巨人軍だと思った『宇宙戦隊キュウレンジャーTHE MOVIE ゲース・インダベ…
この夏はハリウッドがスーパー戦隊を本域で映画化した『パワーレンジャー』も公開されるなど、俄然盛り上がっている我らがスーパー戦隊。早いもので夏映画の時期である…
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『パワーレンジャー』が成功したのは若者の青春群像劇を多様性でもって描いたこと!
スーパー戦隊の映画といえば夏は30分、冬は60分以内で終わることを考えると、少々もたもたし過ぎな感じがした。もちろん、あっさり過ぎてもハリウッドの面目が保て…
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『メアリと魔女の花』が駄目だった理由は完全に宮崎駿から解放されてなかったからだ
アニメ映画というのは少なからず何か心に残るシーンと言うものがあろう。『ナウシカ』ならナウシカが王蟲の集団に蘇生されるシーンとか、『トトロ』ならメイとサツキの…
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世界で大ヒット中の映画『スパイダーマン:ホームカミング』の主人公トム・ホランドの魅力を徹底分析!
待望の映画『スパイダーマン:ホームカミング』が本日より遂に日本で上映される!全米では公開週末で興行収入1億ドル(約133億円)を突破する超特大ヒット…
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『ザ・マミー/呪われた砂漠の女王』で感じた、映画のフランチャイズ化の難しさと、トム・クルーズのスター…
マーベルが当たって映画業界の在り方が変化しつつある。この映画は、往年のユニバーサル・ホラーのモンスター達を現代に蘇らせ、世界観を共有しながらフランチャイズ化…
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アメコミ映画には無い肉体を駆使するアクションに痺れる『ジョン・ウィック:チャプター2』
前作は愛犬をチンピラに無残にも撃たれてしまったことから始まる大復讐劇で、犬の仇という理由付けがきちんとされており、その代償としての復讐劇としてはやり過ぎる、…