映画

  1. 実はディスでなく埼玉愛の映画『翔んで埼玉』は理想の多虐ギャグだ!

    なぜ埼玉は「ダサい」のか?埼玉のイメージを下落させた真犯人はタモリに他ならない。「ダさいたま」という言葉は流行語にもなるくらい話題となった。80年代…

  2. 人種差別の本質を鋭くエグるリー監督最高傑作『ブラック・クランズマン』

    時たま衝撃を得る映画を観ることがある。自分が理解していると勘違いしていた事柄の、そうではなかった事実が暴かれる時だ。『グリーンブック』が今年のアカデミー賞を…

  3. 本当に作品賞?『グリーンブック』毒にも薬にもならない無難な映画だった

    無難な作品だった。これを賞賛と捉えるか、悪意と捉えるかは個人に因るだろう。ここでは、その意思は明記しない。ただ言えることは黒人差別を問題視し、人種差別を解消…

  4. 二兎追う者は一兎も得ず?『女王陛下のお気に入り』は権力に奢れる人間の愚かさを描いた愛憎劇

    アカデミー賞はこの映画の何が好きだったの?英国王室・衣装メイク・女優の評価アカデミー賞は英国王室が大好きだ!この映画もNetflix配信映画『R…

  5. 米国保守の象徴が自省を込めた『運び屋』はイーストウッドの贖罪映画である!

    御年88歳で監督主演、90歳を演じる超人イーストウッドイーストウッドこそアメリカ保守層の象徴であった!イーストウッドは共和党支持者だ。その政党思想、…

  6. スピルバーグ監督がアカデミー賞の候補からNetflix作品除外を提案

    個人的な感想として、先日のアカデミー賞の結果を受けてNetflix配信映画『ROMA/ローマ』が作品賞を獲らなかったことに関して肯定的な意見を呈した。しかし…

  7. 主演女優賞大本命のグレン・クローズがまたもオスカーを逃した理由とは?

    『天才作家の妻』名演に関わらず今回も“無冠の女王”健在!『天才作家の妻 -40年目の真実-』でノーベル文学賞を受賞した夫を献身的に支える妻を演じて本年度…

  8. 『グリーンブック』勝利!第91回アカデミー賞が示したネット配信映画の拒絶は正しい!

    司会者の不在や、女性・人種・移民・LGBTなど様々な方面で騒がれていた今年のアカデミー賞だったが、個人的には無難に終わったかなという印象だった。司会者いなくても…

  9. DC史上最高傑作『アクアマン』多用な映画的要素が詰め込まれた究極の娯楽作

    圧巻のアドベンチャーでありDC映画の不評を吹き飛ばす素晴らしいクオリティだった。冒頭はロマンス映画の如き、アクアマンの両親の馴れ初めから紹介。まさかのニ…

  10. グレン・クローズの芸達者ぶりに圧倒された『天才作家の妻 -40年目の真実-』

    ノーベル文学賞を受賞した作家と、その夫婦にまつわる疑惑をめぐるサスペンス。とにかくグレン・クローズの演技が見事としか言いようが無かった映画だった。その疑惑と…

  11. 『七つの会議』が掲げる「されどネジ」は日本の労働力賛歌だ!

    流石は池井戸潤原作だけあって面白い。ハズレが無い。主演に野村萬斎を起用したのも正解だったろう。地上波テレビで飽きるほど見てきた面子の中での圧倒的な異端な存在…

  12. 【報道とは何か?】映画という名のワイドショーだった『フロントマン』

    アメリカの大統領選は完全にエンターテイメントなんだなと思っている。相手陣営の何かしらの不祥事を探してテレビでバッシングの嵐。政策論争よりも娯楽戦争の末のイメ…

  13. 『ミスター・ガラス』シャマラン監督流のこじんまりしたアクションが愛おしい

    全身の骨がガラスのように脆いサミュエル・L・ジャクソン、24人もの人格を有し、その内に驚異の戦闘能力を持つモンスターをしのばせるジェームズ・マカボイ、不…

  14. 『メリー・ポピンズ リターンズ』は果たして本当に必要な続編だったのだろうか?

    王者ディズニーに禁句なし。名作アニメの実写化すれば軒並みヒットさせるし、安定のマーベルもハズレ無し、スター・ウォーズ量産による価値下落の危惧さえ除けば、正し…

  15. シリーズのある種の頂点に達した『クリード 炎の宿敵』に胸が熱くなる!

    ロッキーが何故アカデミー賞に選ばれて映画史に燦然と輝く名作になったのか。今更ここで言わなくても、んなこと知っとるわい!と言われてしまうだろうが、ベトナム戦争…

  16. アカデミー賞直前にハラスメント告発が風物詩化してることへの危惧

    『ボヘミアン・ラプソディ』監督に性的虐待告発!ノミネートだけでも偉業だと思っていた『ボヘミアン・ラプソディ』の主演ラミ・マレックが今期の賞レースで主演男…

  17. 遂に日本国内興収100億円突破!『ボヘミアン・ラプソディ』はアカデミー賞を獲れるのか?

    公開11週目を迎えても未だに大ヒット驀進中の『ボヘミアン・ラプソディ』。本年度のゴールデン・グローブ賞のドラマ部門において作品賞を獲る偉業を達成! 先日、発…

  18. 第91回アカデミー賞ノミネート発表!今年の賞レースを席巻している『ROMA/ローマ』優勢か?

    『ブラック・パンサー』ヒーロー映画として初の快挙!いよいよ本格化してきた2019年の映画賞レース。2019年2月22日(日本時間)遂に世界最高峰のオ…

  19. 10年ぶりの快挙『万引き家族』がアカデミー外国語映画賞にノミネートするも強敵あり!

    遂に発表がはじまった第91回アカデミー賞ノミネート!日本人として誇りに思いたいのが外国語映画賞にノミネートされた是枝裕和監督作『万引き家族』と、長編…

  20. ピーター死亡?アベンジャーズと違う?話題の映画『スパイダーマン:スパイダーバース』大解剖!

    先日のゴールデン・グローブ賞のアニメ部門で、ディズニー作品『シュガー・ラッシュ:オンライン』ピクサー最新作『インクレディブルファミリー』や、日本の『未来のミ…

  21. 第10回 独断で選ぶ今年良かった映画 TOP10 2018

    早いもので今年も残り3日!今年はインディーズ作品『カメラを止めるな』が口コミで全国規模に拡大するとか、『万引き家族』がカンヌでパルムドールを獲ったりとか、興…

  22. 『シュガー・ラッシュ:オンライン』エゲツない程やりたい放題で痛快!面白いが絶対保証されたエンタメの鑑…

    前作で度肝を抜かれた斬新さで誰もが100%楽しめる娯楽作の鑑のような映画だった。細部まで徹底した発想が素晴らしい。今回はネットの世界が舞台となるわけだが、自…

  23. 日本で異例の超絶ヒット『ボヘミアン・ラプソディ』が海外の評論家に酷評な理由とは?

    この年末年始に興収はさらに上がると予想される今年は年末年始にハリウッドの超大作が少ないなと感じていた。お正月映画としてシーズン別では夏休みやゴールデン・…

  24. 話題の『アリー/スター誕生』に騙されるな!こんなもん涙の一滴も出ない!

    もはや芸能カップルの悲哀物語の教科書とも言える『スター誕生』のリメイクだけに、如何にベタなものが観れるかを楽しみにしていたのだが、どうにも俺の涙腺はM-1で…

  25. 映画では来日シーンはカット!『ボヘミアン・ラプソディ』では描き切れなかったQUEENの親日家ぶりを検…

    日本でも興収50億を超える異例の大ヒット名作『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』や『Ray/レイ』などを抜き去り、音楽伝記映画として歴…

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