誰も予想していなかった結果に、ラジオもテレビも、まるで葬儀のような暗さになっている。そんな衝撃が走った翌日のNYは雨のようだ。マンハッタンの90%がヒラリー候補に投票したとのことで、まるでこの街の有権者の心情を反映しているようだとのこと。
先日も少し触れたけど、白人、男性、高齢層の支持が中心でトランプは当選した。
しかし、全米の18~25歳の投票率を見ると・・・ほぼ真っ青(民主党のカラー)。
得票数もヒラリーがトランプを20万票以上多かったとのこと。要は選挙人制度の結果。
いま米国ではトランプ当選に対するデモが各地で行われている。
重傷者も出ていたり、デモ中に銃撃もあるとかで、いよいよ見過ごせない状況。
白人至上主義団体も何を勘違いしたか、自分たちの存在が認められたと叫んでいる。過激化が危惧される。
トランプ支持者とヒラリー支持者が口論している報道を見て、今回の選挙結果が米国を真っ二つにしてしまったように見えた。まるで内紛状態だ。
この調子でトランプ大統領は4年間も支持率を一定の水準にkeepできるとも思えない。
この結果は、もはや世界がグローバルリズムの限界なのかな?とも感じたのだけども。
何より、これだけ多様性が謳われるようになった時代、マイノリティに肯定的な社会の仕組が整い始めたというのに、排他的な価値観を持った人間が世界のリーダーになったことには残念としか言いようがない。米国関連で、これだけ衝撃を受けたのは9.11以来だ・・・あとはカニエがテイラーのスピーチを妨害した時以来、なんて冗談を言えるようになるまで米国の傷が癒えるには時間がかかるだろう。
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