渋谷陽一氏が来日中のジミー・ペイジにインタビュー。
「またまたまたお前か」と言われたらしいが、世界的ミュージシャンと仕事をするというのはこういうことなのだ。渋谷氏と国内外問わず大物ミュージシャンの対談を読んでいると、権威のあるギタリストも人間、どう信頼を得られるか<関係性構築>なんて根本的な問題を丁寧に行っているかどうかなんじゃないかと思ってしまう。
ちなみに、流石は渋谷陽一である。ペイジに「貴方とジェフ・ベック、どちらがギター上手いですか?」という常人には出来ない質問をぶつける(もちろん自身が悪戯な質問をしていると自覚の上で)。
これに対してペイジも「そういう比較は僕にはとてもできない、そもそも最も優れたギタリストをひとり選びだすなんていうことは不可能なんだ」とギタリストとしての在り方など懇切丁寧に応えたという。
何もペイジは堅物ではない。フォローアップさえきちんとしていれば真摯に向き合ってくる。
<タラレバ>になってくるので不毛な話だが、かもすれば1曲くらい演奏くらいしたかも知れない。
クリエイティブマンの清水氏も然りで、トム・ヨークが来日単独公演でさえやらなかった「creep」を何故2度もサマソニで演奏したのかを想定するといろいろなことが想像されるではないか。
音楽の仕事は、そう簡単でもないが複雑でもないと、日本を代表する音楽イベントの主催者達の仕事を見ていて感じる。
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