個人的に今月最も好きな音楽ニュースである。
最近はやたらと仲の良いノエル兄貴とデーモンの両者だが、遂にGorillazの新作『Humanz』内の楽曲「We Got The Power」でコラボしたり、ロンドンのライブ・ハウスPrintworks Londonで同じステージで共演したり、90年代では考えられない奇跡とも言うべき、雪解けどころの騒ぎじゃないほどの意気投合さを見せている。
これに気を良くしていない人間がいる……そう、こいつしかいない。リアムである。
これまで散々二人の共演を情けないものとして扱き下ろし、次にデーモンと会ったら戦争だとブチ切れ発言をしている。
That gobshite out of blur might have turned noel Gallagher into a massive girl but believe you me nxt time i see him there's gonna be war
— Liam Gallagher (@liamgallagher) April 28, 2017
あのブラーの最大の糞野郎はすっかりノエルを女々しくしたかも知れないが、ひとつ言っておく。今度あの野郎に会ったら戦争だからな!
この微妙な三角関係に関して、三者の考えは、ノエルは「リアムがどう言おうとは関係ない」と一蹴。デーモンは「どうせリアムは批判するだけだ」と挑発的。リアムは案の定、憤ってる。って印象を受ける。
リアムがここまで怒り狂うのは何故か? ビディアイの大失敗で自分には後が無い状況。本当はオアシスを復活させたい。なのに、大事な兄弟を事もあろうことか宿敵に奪われた事実。リアムの気持ちも分からなくもない。次のソロが失敗したら完全にリアムは終わる、オアシス以降に成功できなかったとして、所詮は兄貴無しでは何もできなかった烙印を押されても仕方がないわけなのだから。
けど、端から見れば、子供じみたヒステリック、駄々っ子発言にしか聞こえないし、誰もがリアムの味方をするとは思えない。
そこまでリアムは心の底から危機感と怒りを覚えているわけだが、その一方でリアムの息子でファッション・モデルとして活躍しているレノンが、思いっきり「Blur」のロゴがプリントされたTシャツを着て雑誌に載っているのが話題となっている(笑)
http://buffalozine.com/issues/
以前より、リアムの息子が熱狂的なGorillazファンであることは周知の事実だったが、親父の面目……(笑)微笑ましいオチだけどな。
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