音楽

1Dのハリー・スタイルズが「バイセクシャルだ」とカミングアウトした?

Photo: © 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.

現在、世界ツアー「LIVE ON TOUR」でヨーロッパを回っているハリー・スタイルズ。
そのセットリストの中で、未発表の新曲「Medicine」を披露し、その歌詞内容から、彼がバイセクシャルをカミングアウトしたのではないかと騒動になっている。以前からハリーがLGBT団体をサポートしているのも有名な話ではあるが、そういったことも後押ししているのかも知れない。また、ソロのファースト作品のジャケ写が花の浮かぶピンク色の液体の中に裸で浸かっているという女性チックなジェンダーレスなものであることから、ハリーはバイセクシャルの気は多少あるのかもしれない。あくまで私見だが。別にあったところで、どうってことでもないけど(笑)

Harry Styles

そもそも、何故このような疑惑が出たかと言うと
新曲「Medicine」の中に次のような歌詞があるからだ。

ここには女も男もいる。ぼくは彼らのことをもて遊ぶんだ。それでいいんだ。ぼくは、こういうのも好きだって気がついたんだ。そして眠りにつく時、君がどんな味だったか夢見るんだ

こんな過激な歌詞をムーディーなメロでセクシーに歌うから余計に憶測を呼んでいるらしい。
ファンは「カミングアウト?」と戸惑いを隠せないでいるし、LGBT当人たちは「新しいバイのアンセムだ」と大はしゃぎ。

いや、むしろ真面目に答えると、ハリーはバイセクシャルであるべきだし、違うにしても、この路線を極めなればならない。
昨年2017年の12月に六本木のライブハウスで彼の初ソロ来日公演を観たが、彼の目指すところは、デヴィッド・ボウイなんだと思ったからだ。音楽的にも、他の1Dメンバーが流行のダンス・ミュージックをやってるのに対して、オールディックであり、骨太なロックであるし、服装もジャケットとシックに決めているのを目の当たりにして確信した。




ボウイもジェンダーレスな奇異な存在であった。『戦場のメリークリスマス』での、不思議な妖艶さはボウイでないと醸し出せなかっただろうし、そんな性別の垣根を超えた魅力を持った著名人としては初だったのではないかと思う(その後、プリンスや、レディ・ガガが現れることになるが)。
ハリーはここを目指してるのは明白。ただ、男性に美しさは無い。そう感じるのは私が男だからかもしれない。けど、美しい男は存在する。デヴィッド・ボウイのように。そして、ハリーも意図的な戦略なのかもしれないが、年々アイドルから大人への成長と共に、セクシーになってきたようにも思える。ハリー・スタイルズが現代のデヴィッド・ボウイになる階段を登り始めているようにも見えて、彼の成長がワクワクする。

そろそろ、俺が「どんだけ~」と言う前に、このホモホモしい話題も終わろう。
※冗談の通じない奴が多い時代なので、俺はこっちじゃないからね。あっちだからね(ウド鈴木)
(ホモとか、もう差別用語なのか? とんねるずになっちゃうか??笑)

出典
tvgroove.com/news/article/ctg/1/nid/34279.html
tvgroove.com/news/article/ctg/1/nid/38544.html

(文・ROCKinNET.com編集部)
※無断転載・再交付は固く禁ずる。引用の際はURLとサイト名の記述必須。



 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でROCKinNET.comをフォローしよう!

ピックアップ記事

  1. またもコンサート会場が狙われる「米国史上最悪の銃乱射事件」から音楽ライヴ運営の将…
  2. サザン40周年ライヴをLVで観る!~親近感こそサザン最大の魅力だと再確認する~
  3. ロック・イン・ジャパン2017 2日目ライヴレポート
  4. ポール東京ドーム初日を観た!
  5. 第10回 独断で選ぶ素晴らしい邦楽たちTOP10 2018

関連記事

  1. 音楽

    GAGAのハーフタイムショーが試合の視聴率を超える

    祖国の統一と反トランプ色の強いメッセージが色濃く出て話題と…

  2. ハリウッド

    ビヨンセ新作を急遽リリースで夫の浮気を暴露!?

    ビヨンセが前作に引き続き、何の前触れもなしに急遽新作アルバ…

  3. 音楽

    【FUJI ROCK直前特集 Part.1】何人たりとも媚びない御大、ディランは何を歌う?

    ディランはフジロックで何を歌うのか?その答えは神のみぞ知るレベ…

  4. ニュース

    ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞

    当然の受賞であり、誰も文句を言える立場にないのは明白だ。…

  5. 音楽

    リアムが「次にデーモンと会ったら戦争だ」と臨戦態勢の最中に息子が取った行動がナイス過ぎる

    個人的に今月最も好きな音楽ニュースである。最近はやたらと仲の良…

  6. 日記

    【発表】俺が勝手に選ぶ今年のベスト・アルバムはこれだ!

    今年も1年の音楽を振り返るシーズンがやってまいりました!まずは、今…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気の記事

  1. 映画レビュー

    『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』の功績は神話をオリジナリティをもって進展させ…
  2. ニュース

    アリアナ・グランデのライヴ会場で起こった爆発テロについて
  3. ハリウッド

    【勝手に大予想】ダニエル・クレイグ007卒業で次のボンドは誰になる?
  4. ハリウッド

    『君の名は。』のハリウッド実写化が失敗すると断言したい理由
  5. ライブレポート

    ROCK IN JAPAN 2018 4日目(2018/08/12)ライブレポー…
PAGE TOP