※注意※
今回ばかりは、めちゃくちゃ、ゆず批判をしてるのでファンの方はご覧にならないで下さい。
しかし、本文は今回の発表法についての批判でしかなく、決して、ゆず当人への批判ではないことはご理解ください。
年の瀬の慌ただしい中、ゆずが12月19日21時に「今後の二人の活動に関する重大発表をする」という意味深なメッセージを出した。これに多くのファンが慌てふためいた。否応にも解散や活動休止の文字が頭をよぎる。好きなアーティストが言葉を濁せば不安が掻き立てられるのも無理はない。ましてや「今後の二人の活動に関する」と不安を助長させるかのような枕詞が付いていれば余計だ。
様々な憶測が飛んだが「解散だったらどうしよう」というファン心理や、「そう言っときながら大した発表じゃないパターンでしょ」という客観的な意見、「逆に大した内容じゃ無かったら幻滅する」など、各人が「ゆず」にどれほどの愛着を持っているかは分からないが、告知があってから数日間はSNSを中心に騒ぎになり、もはや彼らが国民的デュオであることの再確認ともなった。
約束の時間、Abema TVに生出演した二人の表情はいつもの通りに軽かった。重大発表とは来年2019年春に史上初となる弾き語りによるドームツアーを開催するという内容だった。ファンは一斉にホッと胸を撫で下ろした。同時に批判の声も多く上がった。「茶番だ」「くだらない」「弄ばれた」「笑えない」など。
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俺も前々から思っていたことではあるのだけども、どうもアーティスト側って身勝手だなと。ゆずだけに限ったことではないが、ファン心理を蔑ろにすることが多くないかと思うことが多々ある。音楽の分野だけはアーティストとファンの歪な主従関係が出来ている事実に違和感を覚えている。それはライヴのチケットの希少性が全ての原因となっている。こっちも好きなアーティストなら是が非でもチケット欲しいもんだから、アーティスト様様になってしまう。競争率の高い先着や抽選である以上、欲しくてもなかなか手に入らないものだから。
ただ、この前の沢田研二のライヴ当日ドタキャン騒動然り、アーティストってのは我儘であって、いや、我儘だからこそ、その魅力に付いていくファン心理ってのもあるのは理解できるけど、三波春夫のように「お客様は神様」とまでは言わなくても、もっとファンとの信頼関係を大事にしようよと。
今回のゆずがしたことは、ファンの気持ちを弄ぶ最低な行為だと思った。出来る限りの最大限の財力と労力を浪費して、本気で応援している人でアーティストの人気は成立している。「ゆずがいないと生きていけない!」そんな人も居るだろう。
意味深な発言をしてて、能天気に「ドーム公演です!」なんて、重大でも何でもない普通のライヴ発表の仕方を他人をドギマギさせながら不安を掻き立てるような行為を、(スタッフ含めて)40歳も超えるアーティスト側がして恥ずかしくないものかなと。もはや、ゆずのファンも30代40代の大人が大半なわけだよ。こんな20代のガキが喜びそうな子供騙し・悪ふざけして何が楽しいのか。冗談にしてはセンスもないし、くだらない。「サプライズがあるのでお楽しみに」くらいのひと言があれば良かったのに。平成最後にやらかしたようだ。素晴らしい楽曲たくさんある素晴らしいアーティストだけに、少し幻滅した。
(文・ROCKinNET.com編集部)
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