今年2019年に20周年を迎えるサマソニのヘッドライナーが発表された!
早過ぎると思えど、これが意外にすぐ夏は来るもんなんだよなぁ。どうやら今年の夏はワクワクな素晴らしい夏になるようだ。3日間開催されるヘッドライナーの豪華なこと!
レッチリ、B’z、チェンスモ、盤石なヘッドライナー勢揃い!
まず、初回発表されたのが2011年以来の登場となるレッチリ、次が日本人初のヘッドライナーとなるB’z、最終がチェインスモーカーズ。昨年2018年は動員力に問題があったからか、チケット売るぞという気迫さえ感じる盤石の三組を揃えてきた感がある。しかも、今年から小学生無料、低価格化の実現(15,000円はサマソニとしては激安)、左右のブロック分けを廃止という新たな試みも発表された。2020年は東京五輪の影響を考慮して開催を見送ることが決定し、我々サマソニ信者をガックシさせてはいるが、今後も進化し続ける姿勢が垣間見えて嬉しい。この変化は賞賛すべきである。
何が何でも8年ぶりのレッチリに最注目である!
とにかくレッチリである。前回のサマソニ意外に来日公演は無かったので実に8年ぶりの来日だ。これを楽しみにせず何を楽しみにしようと言うのか。前回はいきなり「By The Way」で始まってアドレナリン大放出だった。この一曲目のインパクトは当時、東日本大震災で元気を失っていた我々に強烈なエナジーと激励を贈っているような気がして嬉しかった。新譜発表前だけに新曲も聴けた。今年は「Can’t Stop」「Californication」「Dani California」聴けるかなぁ。「Around The World」なかなか聴けないけど、やってくれたら泣きます!(笑)しかも、3月にエジプトのギザのピラミッドでのライヴが決定している。ピラミッドってライヴするような場所かよ、前代未聞、スケールが違い過ぎる。それと、制作が中断されている新譜の行方も楽しみだ。もしかしたら、サマソニで披露・・・・・・なんてことも現実にあり得るかも知れない。
サマソニが現在進行形であることを証明したチェンスモ
そして、チェインスモーカーズの存在である。正直このセレクトは良かった。流石はサマソニだと思った。それは、ZEDDやカルヴィン・ハリス出演で得たDJ枠が満たされたからではない。旬の勢いあるアーティストの抜擢によるサマソニが古典主義に偏らないフェスであることを示した何よりもの証明であるからだ。20周年のサマソニのラストを締め括るのに相応しい派手派手しく盛り立てる祝祭的な勢いが彼らにはある。どんなステージになるか想像しただけでもヨダレが垂れる(笑)また、彼らがヘッドライナーを務める日の他のアーティストも期待できる。サマソニはヘッドライナーを決めてから、同日は似たジャンルでアーティストを寄せていく手法を取っている。どんなポップ・アーティストが来るのか楽しみで仕方ない。それこそ、2015年の時のように、アリアナ、ファレル、ZEDD、マックルモアと、旬のアーティストが勢揃いしちゃうような夢のようなラインナップを期待してしまう。
賛否両論のB’zこそ王道でサマソニ的だが新鮮味がなかった
B’zの日は正直行くか否か迷っている。別に毛嫌いをしているわけではない。ただ、あれだけ史上初の日本人ヘッドライナーと期待させといて蓋を開けてみれば過去に2度も(稲葉ソロプロジェクト含めると3度)出演しているだけにちょっと新鮮味が無いと感じた。洋楽ファンは邦楽を下に見る傾向があると言われるが(自分は洋楽も邦楽も均等に聴き均等に評価しているのでどっちにも肩入れしない)、そういった批判も現に多い。それに鼻息荒くして売上8000万で1位だとデータ上で反論するファンも幼稚だが(笑)ただ、やはり20周年だけに新鮮さが欲しかった。じゃ~、誰なら良かったの?ということになるが、宇多田、米津、ワンオク、ハイスタ、エルレ、サカナクションあたりを想定していた。けど、大衆性と娯楽性とラスボス感を兼ね揃えている点ではB’zはやはり国内でも群を抜いていよう。しかも、実にサマソニ的だ。文句は無い。逆に、この日の他のラインナップが楽しみである。
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また、サマソニと言えば飛び道具が話題である。始まりは2011年レッチリが出演した年、韓流ブームの勢いに乗って「少女時代」が発表されたことだ。観たよ、足綺麗だったよ。それから、TOKIO、和田アキ子、郷ひろみ、加山雄三、ピコ太郎と意外な名前が連なることも一種の楽しみである。今年はDA PUMPあたりが無難なところでは?
これだけの豪華なヘッドライナーを三組いきなり用意されてしまっては同じ20周年を迎えるロッキンも困り果てているだろう。強力な対抗馬が必要であるから。それこそ、サザン、宇多田、ミスチル、ワンオク、何よりも今がある種の絶頂期である米津玄師に土下座覚悟でお願いしてるかも?
あ~夏が楽しみだ。
(文・ROCKinNET.com編集部)
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