先日のアカデミー賞で、外国映画としては初となる作品賞を含む4部門での受賞が大きな話題となった『パラサイト 半地下の家族』が、アメリカのケーブル局「HBO」にてドラマ化されることになったらしい。
映画は北米でも大ヒットしており、北米興行収益が5000万ドル(約54億5430万円)を記録。オスカーの恩恵を受けているようだ。歴代の北米で公開された外国語映画として見ると、この記録は『グリーン・デスティニー』(1億2810万ドル)、『ライフ・イズ・ビューティフル』(5720万ドル)、『英雄』(5370万ドル)に次ぐ記録であり、字幕嫌いな北米映画事情で大健闘と言えるだろう。
その煽りを受けてのドラマ化の決定で、しかも、「HBO」といえば、「セックス・アンド・ザ・シティ」や「ゲーム・オブ・スローンズ」など数多くの人気ドラマを放送してきたチャンネルだけに高視聴率の期待もされているということ。
また、主演が交渉されているのが、『アベンジャーズ』シリーズで「ハルク」役として有名なマーク・ラファロになる可能性が高く、現在交渉中だと複数の情報筋が明かしたと映画情報サイトColliderが伝えている。
ハリウッドもアジアのコンテンツに注目することが多いが、どうしても『ストリート・ファイター』や『ドラゴンボール』の実写化という前科があるだけに、オリジナルのテイストを壊すこと無くリメイクされるかは不安視される。
そういや『君の名は。』の実写化はどうなったかな?
(文・ROCKinNET.com編集部)
※無断転載・再交付は固く禁ずる。引用の際はURLとサイト名の記述必須。
最新情報をお届けします
Twitter でROCKinNET.comをフォローしよう!
Follow @ROCKinNETcom
この記事へのコメントはありません。