いいお話でしたね。
嘘がきっかけで強く結ばれる恋愛、夫婦愛、親子愛という発想も面白く、老若男女が観て満足する話だなと思って観ておりました。
老若男女が満足する、、、それってテレビ局の発想なんですよね。
映画とは違う。いかにもテレビ屋制作の映画だったってことです。
冒険的でなく、革新的でなく、主張もなく、万人受けする綺麗にまとまった作品。
昨今の邦画はほとんどがテレビ屋映画ですので、これはこれでアリだと思います。
ただね、コメディとしては落第点です。笑えない。
三谷幸喜など喜劇作家全体に言えますが、なぜ日本はコメディに徹することができない?
必ずお涙オチ!守りに入ってるというか、もっと馬鹿馬鹿しくていいと思うんです。
せっかく様々なドラマがあったわけですから、『マグノリア』のような蛙降らしちゃうまで行かなくても、せめて、あっと驚くような結末=映画的な実験って出来ないものかなと思いました。
気になった役者でいうと、岡田将生は素晴らしい、彼って喜劇的な素質ありますよね。
それと、窪田正孝は芝居うまい!もっといろんな映画で見たいと思える役者でした!
最新情報をお届けします
Twitter でROCKinNET.comをフォローしよう!
Follow @ROCKinNETcom
この記事へのコメントはありません。