どうやら俺はとんでもない映画を観てしまったようです!
溢れるほどのエネルギーとバイタリティ、攻撃性、そしてラストのカタルシス!
ここまで緊張と興奮を覚えた映画が、ここ10年あったあろうか?と思える程の怪作かつ傑作!
これは音楽映画ではありません、格闘映画です。
主人公の青年がドラムでスパルタ鬼教師を見返す、壮絶な闘いの物語!
とにかく、J・K・シモンズの怪演勝ちだし、主役の若手俳優のもがきようも素晴らしい!
それに惹かれました・・・自分の選んだ道で壁にぶち当たる経験は、生きてる以上は誰しもが経験してることだと思うんです。そういう経験があるからこそ、主人公をほっとけない、観客を応援者化してしまう“ロッキー現象”が、この映画では起きます!
(ただ、現実の教育現場で学生がここまで極限に追い詰められる必要性は感じない)
そして何よりラスト数分間の演奏シーン!
言葉に形容することができない、物凄い気迫と狂気と恍惚が入り混じったカオスな名シーン!
鬼教師との格闘めいた丁々発止のやり取り、まるでルーク・スカイウォーカーがダースベーダー相手にライトセーバー振り回してる、あの興奮に近いものすら感じました。
観疲れしましたが、こういうパワフル映画に久々に痺れて心地良いです。
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