予告編で流れた、聖徳太子を”せいとくたいこ”と読むような浅はかなギャグ映画なのかなと思い、観る気も失せていたのですが、有村架純は演技うまいし、好きな女優だし、かなりヒットしてるらしいので、物は試しで観てみました。
で、見事に泣いた・・・
この映画は成長物語でもあり、家族愛、師弟愛、の物語であります。
はっきり言ってしまえば、慶応大学に入れるって結末が分かってるじゃないですか?
「果たして落ちこぼれギャルは慶応大学に入れるのか?」ならまだしもね。
それでも、見るに耐えうる、素晴らしい感動ストーリーとして成立してたのは、単なるお受験映画じゃなかったから、彼女は何故勉強に励むことになったのか?彼女を取り巻く人間関係を通して、じっくり魅せてくれるのが吉と出ています。
どうでもいいんですけど、劇中で主人公の妹がテレビを見ているシーンで、「次は嵐でーす」とテレビから流れた瞬間に、主人公がチャンネルを変えるんですね?それは時事問題の勉強のためにニュースに切り替えるのですが。「嵐」「慶応」といえば櫻井翔です。彼って受験もせずにエスカレーターで慶応大学に進んでます。主人公のような苦労もせずに。なんとなく、当てつけかと思うのは深読みしすぎですか?笑(付属が悪いと言う気はないですが)
ちなみに、思わず笑ってしまったのは・・・
be動詞と聞いて、B(型)同士と勘違いして、A同士の方がいいでしょ!ってセリフ。
芥川龍之介は、名前に「龍」が付くのってことは、親がドラゴンズファンだってセリフ。
これはウケた(*´∀`*)
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