今度のスター・ウォーズ『ローグ・ワン』はシリーズ初となるスピンオフ。
肝心の内容はEP4の冒頭のプロローグを見れば一目瞭然!
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時は内乱のさなか。(中略)更にその戦闘の合間に反乱軍のスパイは帝国軍の究極兵器の設計図を盗み出すことに成功。(以下略)
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この<反乱軍のスパイ>が今回の主人公たちであり、<帝国軍の究極兵器(デス・スター)の設計図を盗み出す>のが映画の内容。EP4のレイア姫がR2-D2にデス・スターの設計図を託すところに繋がるわけですね。
時間軸はEP3~EP4の間の物語ではありますが、この間30年ほどの期間が空いてるので、細かく言えばEP3.8といったイメージでしょうか。
EP3で帝国軍が全銀河を混乱と恐怖に貶めた暗黒の時代から、新たな希望に繋がるための、命を懸けた、言わば汚れ仕事を行った戦士たちの物語。これだけ聞けば、少し感動路線系な話になる予感がします。EP4には彼女たちは登場しないので、ローグ達の運命が非常に気になるところです。
で、そんなデス・スターなんですが、実際に建設すると幾らになるのかなんてことを2012年米国ペンシルバニア州のリーハイ大学で経済学を学ぶ学生たちが計算したところ、基本資材となるであろう『鉄』の仕入れだけで約9,384京2,688兆円かかると試算を出しました。これは日本の国家予算(一般会計)の約10万年分。これに他の資源、設計費、建築費、配電工事費などを加算していけば、総工費はこれの数十倍になることが予想されます。いくら帝国が潤沢な資金を抱えていても、こんな費用を出せるとは思えません、この金は帝国の圧政下にある星の人々の血税によって賄われたのではと予測されます・・・笑
実際の大きさは旧三部作に出てくる初代デス・スターは直径120km。
距離で考えると東京から水戸の距離、ロッキンに行けちゃいます(笑)
EP6で出てくる2代目デス・スターは直径160kmで月より少し小さいくらいの大きさです。
なので、壊すには勿体無いという気もしますが、EP3の後半の絶望的な状況を見ていれば、あんな時代が延々と続くと思うと、やはり帝国軍の象徴であるデス・スターの破壊は<正義>のためにも必要だったのかなと思います。東京五輪の如く、施設の再利用なんて悠長なことは言ってられないんですね。
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