第88回アカデミー賞に映画監督のスパイク・リーと、ウィル・スミスの妻で女優のジェイダ・ピンケット=スミスがボイコットすることを表明。
主演男優/女優賞・助演男優/女優賞(計20名)にノミネートされたのが、昨年に引き続き白人だけであったことが論争を引き起こしているが、これが理由!
リー監督は自身ので「2年間にノミネートされたのは白人俳優40人で味気も全くない。私たちは演技ができないというのか?」と徹底抗議!
しかし、アカデミー会員の9割が60歳以上の白人男性なんです。
このことから、黒人差別、女性差別、同性愛差別、現代的作風が厭われるのは当然の如く行われている、閉鎖的で保守的な賞と言われても仕方ない。そういう側面も持つのがオスカーってのは意識してないといけない。
アメリカの男性の象徴であるカウボーイの同性愛を描いた『ブローク・バック・マウンテン』が映画賞を総ナメにしつつ作品賞を逃したのも、今年各映画賞を独占しておきながら作品賞にノミネートすらされなかったレズビアン映画『キャロル』も、そう!
まるで大河ドラマのような時代性一切無視した『英国王のスピーチ』が獲って、現代を象徴する『ソーシャル・ネットワーク』が取れないのもそう!
高齢の白人男性が満足すればいい、それがオスカーなのです・・・
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