先日のゴールデン・グローブ賞で話題をかっさらったのは他でもない、ジョディ・フォスターでした。
今更、彼女がレズビアンかどうかなんて、もはやどうでもいい・・・このどうでいいっていうのは、興味がある無いって次元じゃなくて、彼女ほど才能があって、前衛的な世界で生きている人間にとって、レズとかゲイとか、そんなものはたいして重要じゃなくて、それをいつまでもスキャンダラスに追いかけるのって実に野暮だなって感じてたって意味です。
ましてや、女優としても頂点を極めて、且つ、彼女の場合は誰もが羨むほど美人でしょ?
このカミングアウト・・・・・・と言っても、一度もゲイ、レズビアンというワードは言ってませんし、マイノリティ万歳!みたいな低俗な発言でもないんですけどね。続けて、彼女は自身の映画人生(キャリア47年)を振り返った挨拶もして、引退をほのめかすような発言もあったり、認知症だという母親に対するスピーチも実に感動的な内容で(会場中の女優ほとんどが泣いてたし)、こんなに、知的で、ユーモラスなカミングアウトは今まで聞いたことがないってほど、素晴らしいものでした。
一層、彼女のことを尊敬したい気持ちになった人も、俺含めて多かったんじゃないかって思うんですよね。やはり、彼女は只者ではないです!
(文・ROCKinNET.com編集部)
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