え?『パイレーツ~』最新作はデップ無し?
全世界の興行収入が45億ドル(約4880億円)以上と空前のヒットを記録した『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ。2017年公開の『最後の海賊』も8億ドル突破のメガヒットとなっただけに続編の声が期待され、実際にディズニーも本腰を入れて動こうとしているようだが・・・・・・
実は、その新作に、同シリーズの顔とも言うべきジャック・スパロウ役のジョニー・デップが出演しないという衝撃の噂が舞い込んで来た!
ディズニーは新しい風を吹かせるためと明言!
ディズニーのプロダクション・チーフであるショーン・バイリー氏は、ジャックではない「新しい風」をシリーズ内に吹き込もうと狙っているという。デップ無しで新作の構想を練っており、18年秋に正式に「デップにジャック・スパロウの再演をオファーしない」と明言。これには、シリーズで海賊役を演じてきた俳優やシリーズのファンから猛批判が飛んでいるのは言わずもがな。
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そもそも同シリーズの成功はデップの起用も大きな要因
『パイレーツ・オブ・カリビアン』は、ジョニー・デップの起用と、彼の独特な役作りが見事に世界の需要とマッチングして映画史上類を見ないヒットになっただけに、デップ無しの同シリーズが、どれだけ従来の色を残せるか疑問は残る。
裁判で泥沼!デップの魅力が半減してるのも事実だが・・・
確かに、今のデップはかつてのような輝きを失っており、浪費問題や、元妻との離婚裁判に加えて、主演作『City of Lies』への撮影スタッフへの暴力裁判とプライベートは泥沼化しているので、イメージを重要視するディズニーが「そぐわない」と判断する気持ちも分からなくもない。
加えて、ディズニー側の思い切った舵取りには、マンネリズムを回避し、シリーズを継続させたい気持ちも垣間見れるが、パイレーツにおけるデップの貢献度は高く、ファンも多いことから、変えるべき部分はそこではないのは明白で、ディズニーさんよ、いくら映画が軒並み成功してるからって「主演俳優を切るなんて横暴ちゃうの?」と言いたくなる決断だ。
『スター・ウォーズ』の二の舞になりそうな予感も
『フォースの覚醒』以降の『スター・ウォーズ』で、大きなチャレンジをして賛否両論(決して賛同者が多いわけではない)を巻き起こしてるディズニーの迷走ぶりに、少し戸惑いを隠せない。
(文・ROCKinNET.com編集部)
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