世界的ヒットを記録している実写版『美女と野獣』において、ディズニー初の同性愛キャラが描かれていることで公開中止になる国も出てきているなど、波乱を巻き起こしていますが、もうひとつの今年の話題作でも同性愛描写があるということで、早くも話題騒然となっています。
その映画とは日本のスーパー戦隊が原案の米国民的番組の映画化『パワーレンジャー』!
主要キャラのイエローレンジャー役のベッキー・Gが、自身が演じる役柄が、同性愛者であることに言及する場面があるとインタビューで答えたそうです。
大作映画にて、ゲイのキャラクターがヒーローとして登場するということは、これまで前例がなかっただけに、賛否含めてさまざまな反応が起きていますが、当のベッキーは「こんなに大事になることが悲しい」とコメント。「私にとっては誇りに思えるもの」と話したそうです。
しかし、この『パワーレンジャー』の特筆すべき点として挙げたいのが、主要五人が、白人男女、黒人、アジア系、同性愛と多種多様な人物設定がされていること。人種差別者が大統領の地位に居座っている以上、こういう表現は、今後ますますハリウッドで常識化するだろうと想像に易いですが、こういった多様的な物の捉え方をハリウッドが見失わない限り、米国にも良心が根付いているという安堵感を覚えますね。トランプ大統領の支持率は早くも30%台に落ちたらしいですが(笑)
ハリウッドが推し進める性的嗜好の寛容性の先にはどんな未来や価値観の変化があるのか?
技術の進歩以上に人の価値観の変化こそ、時代の変貌なのかなと思ったりしました。
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