前作に比べれば、アドベンチャー要素や、感動の友情物語などは、じゃっかん薄味。
『モンスターズ・インク』では、それら全てを出し尽くした感があったので、続編の必要性に疑問を持ってはいたのですが、前作“以前”のエピソードを描くというので、腑に落ちました。
この映画、心なしか、自分の大学時代の淡い思い出がよみがえって、それに浸ってしまうほど、青春映画顔負けなくらいに、充実したキャンパス・ライフが描かれているんですw
その中で、自分の将来は?才能は?みたいに、フツーに現実世界の大学生が感じるだろう普遍的なテーマ性を持った作品なので、誰しもはっとさせられる部分があるかもしれない。
未熟がゆえに自分の能力を履き違えてしまう愚かさとか、結局、学生時代に悩んだりジタバタするからこそ、今(前作『モンスターズ・インク』)につながる・・・マイクのように努力しまくった末でも、脅かし屋になれなくてもOKなんだと、過去の肯定ではないけど、そんな青春期を輝かしく成立させる本作に好感が持てました。
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