次のアベンジャーズのリーダーに相応しいのは?
世界的ヒットを記録し歴代興収No.1という偉業を成し遂げた『エンドゲーム』。言わずもがな、これまでアイアンマンがメインで動いていたアベンジャーズでは今後の活動はできなくなった(ネタバレにならぬように配慮した文章のつもり)。
では、果たして次のアベンジャーズは誰が引っ張っていくのか?
強さで言えばキャプテン・マーベルが群を抜いているので(あのサノスの頭突きにもニンマリってどんだけ石頭?)リーダーに相応しいが彼女は宇宙全体を守っているため、地球だけに構っていられない。ガーディアンズは協調性ないし、面倒なことを引き受ける訳ないし、ソーもメタボ、ブラック・パンサーやドクター・ストレンジもパッとしない。アンジェリーナ・ジョリーもマーベルの新作に参加表明しているので、新しいキャラにも注目ではあるが、やはり彼しかいないだろう・・・・・・
スパイダーマンがMUCから消える??
アイアンマンを父親のように慕い、言わば師弟関係にあった、スパイダーマンが扇動を切って新アベンジャーズが展開していくんだろうな・・・・・・と思っていた矢先に、ここで急遽(悪い意味で)サプライズなニュースが飛び込んできた。
それは、
スパイダーマン、MCU離脱へ・・・ディズニーとソニーが交渉決裂!?(シネマトゥデイ)
スパイダーマンがMCUから消える? ディズニーとソニー交渉決裂(AFP通信)
なんでぇぇぇぇぇ!?
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複雑なスパイダーマンの権利闘争が再勃発!
キャラ版権のソニーと映画権のディズニーが対立
スパイダーマンを巡る権利関係は複雑だ。キャラクターの版権はマーベルが保有する一方、映画化権はソニーが持ち、02年から作品を公開してきた。両社が2015年に画期的な提携契約を結んだため『シヴル・ウォー』以降、スパイダーマンがマーベルのフランチャイズ作品に登場できるようになった。予告編でスパイディーが出て来た時の興奮ったら無かった。
その際の収益の配分は、他のマーベルのキャラクターが『スパイダーマン』の映画に出る際は、ソニーが収益の一部(興収5%)をマーベルに支払っていたという。例で言えばアイアンマンが登場する『ホームカミング』。言ってみれば「出演ありがとう代」として。
しかし、今年2019年公開の『ファー・フロム・ホーム』が世界的に好調のため、ディズニーは次回から共同出資し収益を折半するようソニーに提案(強欲ディズニー発動!)。ソニーは収益の取り分が減ることなどを懸念し、ディズニーの要求を拒否。これにディズニーがブチ切れて、マーベルの社長であり『アベンジャーズ』を牽引してきた敏腕プロデューサーのケビン・ファイギ氏をスパイダーマン作品から外すことを決めたという。
要するに「うちの条件を飲まないなら敏腕ファイギは貸せねぇな」ってやつ。
そうなると、スパイダーマンとマーベルの関係性が途切れるということだ。
ソニーは最重要版権スパイダーマンを手放すわけにはいかない
それでも、ソニーでは現在、トム・ホランド主演の『スパイダーマン』シリーズ第3弾と第4弾の企画が進められており、ジョン・ワッツ監督が続投する予定。ディズニーとソニーが妥協点を見つけ仲直りしない限りは、『スパイダーマン』の新作でファイギが指揮を執ることはできない。加えて、ソニーはファイギが関与することの重要性に理解を示すものの、製作と監督と主演俳優がいれば単独映画は撮れるとしており、いよいよスパイダーマンのアベンジャーズ離脱は避けられなくなるということだ。
そんなぁぁ~
スパイダーマン離脱でMUCが中途半端になる可能性
もはやスパイダーマンはアイアンマンの意志を継ぐ者として描かれてしまった以上は、ここでマーベルから撤退するとなると歯切れが悪いし、『シヴル・ウォー』『ホームカミング』以降、今までやってきたことが中途半端になってしまう。何よりも『エンドゲーム』の涙を返せって思わずにはいられない(笑)
世界的人気でマーベルの中でも抜群の人気を誇るキャラクターだけに、その影響力は巨大企業の私欲の衝突まで引き起こしてしまうほど果てしない。しかし、MCUを支えているファンを幻滅させ、マーベルそのものを壊滅させることだけはどうか避けて欲しいと願わずにはいられない。
心なしか、この危機の中、バッドマンのほくそ笑む顔が思い浮かぶ(笑)
(文・ROCKinNET.com編集部)
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