◆年間最優秀レコード
「Uptown Funk」 マーク・ロンソンft. ブルーノ・マーズ
◆年間最優秀楽曲
「Thinking Out Loud」(エド・シーラン)
◆年間最優秀アルバム
「1989」テイラー・スウィフト
◆最優秀新人賞
メーガン・トレイナー
正直、意外過ぎたのが、テイラーのアルバム賞。
2度のアルバム賞受賞は女性アーティスト初となる快挙らしいが、ここまで彼女の評価が高いことに驚いています。もちろん、彼女は米国音楽史に名を刻む才能の持ち主だし、「1989」も優れたポップ・アルバムではあるんだけど、なんか過保護なほどグラミーに愛されているなぁって感じ。逆に、ケンドリック・ラマーが主要部門を逃すというのも、いささか疑問だったりします。やはりグラミーはR&B/HIPHOPに手厳しい現実は変わらないですね。
あ、テイラーのスピーチ、若い女性へ「今後あなた達の成功を邪魔する存在がいるけど、自分がやるべきことに集中すれば、いつかあなたと応援者しかいない景色が見える」という言葉は素晴らしかった。先日のカニエへの口撃なのかなと思いましたが、深読みしすぎ?
今年のグラミーはシンプルな授賞式だったと思います。印象深さも特になし。
ただその中でも、GAGAのデヴィッド・ボウイ追悼パフォーマンスは見事だったし(ボウイの格好をコスプレしながら歌う姿を見ていると、こういうのをやってギャグにならないのは彼女しかいないと感じました)、ジャスティン・ビーバーのカムバックも良かったです。
エド・シーランが最優秀楽曲を受賞した時のテイラー・スイフトの異様な喜び方も見てて気分がいいものです。自分以上に他人の成功を喜べるというのは素敵だなと思いました。
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