現在、世界ツアー「LIVE ON TOUR」でヨーロッパを回っているハリー・スタイルズ。
そのセットリストの中で、未発表の新曲「Medicine」を披露し、その歌詞内容から、彼がバイセクシャルをカミングアウトしたのではないかと騒動になっている。以前からハリーがLGBT団体をサポートしているのも有名な話ではあるが、そういったことも後押ししているのかも知れない。また、ソロのファースト作品のジャケ写が花の浮かぶピンク色の液体の中に裸で浸かっているという女性チックなジェンダーレスなものであることから、ハリーはバイセクシャルの気は多少あるのかもしれない。あくまで私見だが。別にあったところで、どうってことでもないけど(笑)
そもそも、何故このような疑惑が出たかと言うと
新曲「Medicine」の中に次のような歌詞があるからだ。
ここには女も男もいる。ぼくは彼らのことをもて遊ぶんだ。それでいいんだ。ぼくは、こういうのも好きだって気がついたんだ。そして眠りにつく時、君がどんな味だったか夢見るんだ
こんな過激な歌詞をムーディーなメロでセクシーに歌うから余計に憶測を呼んでいるらしい。
ファンは「カミングアウト?」と戸惑いを隠せないでいるし、LGBT当人たちは「新しいバイのアンセムだ」と大はしゃぎ。
いや、むしろ真面目に答えると、ハリーはバイセクシャルであるべきだし、違うにしても、この路線を極めなればならない。
昨年2017年の12月に六本木のライブハウスで彼の初ソロ来日公演を観たが、彼の目指すところは、デヴィッド・ボウイなんだと思ったからだ。音楽的にも、他の1Dメンバーが流行のダンス・ミュージックをやってるのに対して、オールディックであり、骨太なロックであるし、服装もジャケットとシックに決めているのを目の当たりにして確信した。
ボウイもジェンダーレスな奇異な存在であった。『戦場のメリークリスマス』での、不思議な妖艶さはボウイでないと醸し出せなかっただろうし、そんな性別の垣根を超えた魅力を持った著名人としては初だったのではないかと思う(その後、プリンスや、レディ・ガガが現れることになるが)。
ハリーはここを目指してるのは明白。ただ、男性に美しさは無い。そう感じるのは私が男だからかもしれない。けど、美しい男は存在する。デヴィッド・ボウイのように。そして、ハリーも意図的な戦略なのかもしれないが、年々アイドルから大人への成長と共に、セクシーになってきたようにも思える。ハリー・スタイルズが現代のデヴィッド・ボウイになる階段を登り始めているようにも見えて、彼の成長がワクワクする。
そろそろ、俺が「どんだけ~」と言う前に、このホモホモしい話題も終わろう。
※冗談の通じない奴が多い時代なので、俺はこっちじゃないからね。あっちだからね(ウド鈴木)
(ホモとか、もう差別用語なのか? とんねるずになっちゃうか??笑)
出典
tvgroove.com/news/article/ctg/1/nid/34279.html
tvgroove.com/news/article/ctg/1/nid/38544.html
(文・ROCKinNET.com編集部)
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