新世代バンドが次々現れ、エゲツナイほどの速さで取捨選択が行われている昨今の邦楽ロックシーン。その中でKEYTALKは間違いなく頭一つも二つも抜きん出ている。
何故か?・・・その答えが、この度の新作「HOT!」だった!
とにかく凄まじい!2013年のブレイクから、わずか2年弱で、さらに過去の自分たちを昇華させアップロードすることができている!楽曲の幅広さ=成長を感じるし、何より、聴いてて“爽快”で“明るく楽しい”、まさしく彼らの持ち味全てが反映されている。
そして、メイン曲を手掛ける、義勝(Vo,Ba)のメロディセンスには本当に驚かせられる。J-ROCKの典型的なメロディラインを踏襲しつつも、四つ打ちビートの根底は揺るがない、「MONSTER DANCE」で手に入れた彼ら独特の持ち味である変則的なリズム・・・結果、現代のJ-ROCKの新スタンダードとも言って相応しい傑作が生まれた。
10代の頃、初めてアジカンやエルレを聴いた時の恍惚感を思い出した。
この夏も多くのフェスに出演が決まっている、そして日本武道館・・・非常に楽しみだ。
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