最近のUVERworldは本当に凄い!!
我々のドンピシャ世代は「女にキャーキャー言われるアイドルバンド」と言う認識が強かったが、それを嫌ったTAKUYA∞は日々レコード会社が作ったイメージに抗う発言をし、パフォーマンス力も高めていく。男性限定の「男祭り」を開催し男性ファンの獲得を一種の目標にしていった。(UVERの場合はファンを「CREW」と呼ぶことになってるが、ここは分かり易くファン表記でいこうと思う)並行して男性ファンは着実に増えていったが、2015年のROCK IN JAPAN初出演でその勢いは確実に加速していった。2011年から始まり、2012年はSHIBUYA-AXで開催されていた男祭りだが、徐々に会場の規模も拡大、遂に2019年12月に目標だった東京ドームでの公演が実現する。
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その発表時に少し騒動があった。女性ファンからの反発だった。言わずもがな今のUVERworldがあるのは女性のお陰と言っても過言ではない。そのくらいデビュー当時は女性ファンに支えられてきたバンドだったからだ。ファンなら(彼らが男祭りを如何に重要視してるのか)理解してやれよと思いがちだが、発表されたトークイベントの応募方法がまずかった。男女問わずファンクラブ会員から応募を受け付けたが当選者400人は全員男性。「男性限定」の事前告知なく女性の応募者を全員落選にしていたのだ。少しぞっとした。だって、コレ、完全な抽選じゃないじゃん! くじ引きではなく、応募者を選別してるってことになるから。その不信感で女性ファンも落選者も不満が噴出した。もちろん、バンドに罪は無い。運営サイドの問題である。男性限定と書けば、男祭りであることが想定されてしまい、サプライズ感が無くなるのも重々理解できるが、やはり抽選ではない人工的な選別が行われていたことは明らかなミステイクと言えよう。
では、どうすれば良かったかを問えば、女性祭りも同時に発表すべきだったのだ。UVERworldはアラフォーであるが、昨年2018年12月には日本武道館で女祭りを開催した直後に、横浜アリーナで男祭りをやるという前代未聞の挑戦を成し遂げる程の凄まじいバイタリティ溢れるバンドである。九段下から新横浜まで行くのに疲れちまうって。でも、これって結局はそういう誰もが成し遂げなかった無謀とも言えることが出来ちゃうって証明でもあるから、女性に対しても配慮したら良かったのだ。(完全な憶測になるが、何かしらのフォローアップはあると思うけどね。今までそうしてきたのだから。)
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とにかく結成19年目にしてキャリアの絶頂を更新し続けるUVERworldから目が離せない。個人的には男祭りの参加も決まってる。どんな凄まじい光景が広がるのか、楽しみで仕方ない。
どうでもいい話になるけど、TAKUYA∞は同性代だけど、ちょい先輩にあたる。そんな彼があれだけの機敏でパワフルだと、自分も負けていられないと思うもんで、元々運動はしてきた性質だが、ここ数年は怠けていたので走るようになった。けどね、30代も半ば過ぎれば、なかなか身体も絞られないなと悩んでいるのだが、TAKUYA∞の「無駄な筋肉はいらない、ライヴで動けるための筋肉が欲しい」と言った言葉が印象的で、無理にバーベル上げるのを辞めて、とにかく走り込むことにしている。じゃなきゃ、師走の東京ドームで多分圧倒的に若者が多い中で、おっさんひとりデブってるわけにはいかないからさ。綾野剛とか向井理とか斉藤工(全員同性代)のような感じまで自分をブラッシュアップしていこうと思う。そのためにはスポーツジムの前に湘南美容外科でメスが必要か?(笑)うっせ!
(文・ROCKinNET.com編集部)
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