まさに電撃的という印象だった今年初旬のTHE YELLOW MONKEY復活の吉報。
二度とあり得ないだろうと思っていた復活だけに喜び超えた驚きを感じました。
今回のツアー、何よりも新曲「ALRIGHT」の立ち位置に注目していました。
復活なんてすれば誰だって見向きもします。しかし、それを解散(休止)前以上に、または同等に成功させ継続させるというのは、どんなに人気を博したバンドでも至難の業であります。休止期間が長ければ尚更のこと。それに関しては、今後の予測の話ですし、吉井和哉がどれだけcoolなロックを世に送ってくれるだろうという期待でしかないんですが、今回の新曲は間違いなくイエモンという物語を再開し継続していく中でも重要なエポックの象徴となる名曲に思えました。過去曲に溶け込んでない、往年の人気曲と全然聴き劣りしないと個人的には感じていて、イエモンが現役にカンバックできる確証の気がします。
黄金期にもビジュアルにおいても楽曲にしても、一癖も二癖もある刺々しさのある異彩を放った存在でした。
他に媚びない独自性と、他には無い妖艶さ、ボウイやプリンスが持つロック・スターの妖艶さを邦楽界で唯一備えたアーティストで、今もそれが健在なんだなと確信したのは良かったです。
アンコールで演奏された「BRILLIANT WORLD」で会場が大合唱となった光景を目にし
イエモンが突如復活を遂げた意味と現代に必要なバンドである理由を見い出せた気がします。
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