著名人として初の批判コメント
先月2017年7月に、ワン・ダイレクションのメンバーとして順番としては最後にソロ作品を発表したルイ・トムリンソン。これで、1D全員がソロデビューを果たしたことになる。本格的なソロ活動が期待される彼が、先日、突如世界ツアーを中断したジャスティン・ビーバーを批判した。
これまで、ジャスティンの決断には、ジョン・メイヤーをはじめ、フィフス・ハーモニーのノーマニ・コーディなど多くのセレブ達が賛同を贈ってきたが、反対意見を表明したのはルイが初となる。
一度契約したなら最後までやり遂げるべき
他のセレブ同様に「精神的な健康は保たなくてはいけない」と前置きした上で、「それでも、いったん契約書にサインしたなら、最後までやり遂げるべき」と、ジャスティンの決断を批判。また、ファン第一主義を主張しており、「結局は、自分の作品を買ってくれる人が、今の自分を作り上げたってことなんだから」と主張。今回の理不尽な決断によって今年最大の楽しみを踏みにじられた自分の気持ちを公の場で言ってくれる著名人が現れたことに満足感を覚える。
遂にラリー批判もしていた
先日も1Dの熱烈なファンの間で囁かれて来た通称“ラリー”(ハリー・スタイルズとルイ・トムリンソンが熱愛しているという妄想)についても、当の本人として初めて言及。
リアムや元メンバーのゼインが公で否定するも噂は絶えず、2016年9月にインスタでラリー禁止令が公式に出たが、一部のファンが未だにラリーを信じていることについて聞かれると「今までこのことを直接聞かれたことはなかったね。おかしな話だよね。たまにこの話が出るけど、ボクの愛する妻エレノアに失礼だよ」と改めてラリーを否定した。
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意外に我の強さでも知られるルイ
ルイと言えば、1Dのメンバーの中でも最も過激な言動が多いことでも知られている。ゼイン脱退時も彼の独立を手引きしたとされるプロデューサーとTwitter上で激戦を繰り広げたり、今年に入ってからもロサンゼルス国際空港でパパラッチから恋人をかばってカメラマンを暴行し逮捕されるなど、おとなしそうな顔立ちからは想像できない気性の荒さが目立っている。
ハリーやリアムが何時でも大人な対応をするだけに、時にルイの不器用さだけが目立つ時があるが、純粋で真っ直ぐな性格なんだと思う。そこには余計な一点の曇りも無い、大人の事情も介さない。人として正しいと意見がある。
ジャスティン擁護の一人歩きもよくない
先述のノーマニも「ジャスティンは18か月もツアーを続けてきた。とても長い期間よ。だから(休みが)必要だったのよ」とは言うが、ツアーが長引いたのは後付の結果ではない。何ヶ月も前から決定していることであるし、契約社会であるアメリカでは、尚更のこと、契約書が重要な効力を持つ。それをも無視したわけだから、いくらジャスティンが酷使されて限界を感じたと言えど、中止発表翌日に悠々自適に自転車に乗ってるのを見れば、(中止決断の是非ではなく)ライヴを楽しみにしていた者としては残念としか言いようが無い。だからこそ、今回のルイの発言には拍手を贈りたい。
(文・ROCKinNET.com編集部)
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