2017年5月に発生したアリアナ・グランデのマンチェスター公演で起きたテロの追悼集会で歌われたことをきっかけに、追悼アンセムのように扱われるようになった「Don’t Look Back In Anger」について、制作者のノエル・ギャラガーが英ラジオ番組で「今までとは違った意味合いを持つようになった」「俺よりも重要な存在になった」と語っている。
また、米のラジオ番組では、俺にとっての「Hey Jude」と形容している。
何よりも驚くべきなのは、この名曲がストリップに行った直後に書いたという秘密まで暴露!
この曲はストリップ・クラブを後にした直後に書いたんだ。最初は、反逆についての曲として書き始めた。ある女性についてのね。彼女は自分の人生を振り返って、「ねえ、知ってた? 私は自分の人生に何の悔いもないのよ」って言うのさ。そして杯を上げる。
And so Sally can wait, she knows it’s too late as we’re walking on by
てことは、長年、謎だったサビに出てくる「Sally」という女性の存在が判明したような。
ずっと、楽曲の主人公の恋人だと思っていたけど、まさかのストリップ嬢説が浮上、しかも確定的。これまでは、男性と別れた女性の反逆的な意味合いの歌だと思っていたけど、自分の人生に悔いはない(going my way)ほっといてといった意味合いの反逆であると。だから、失恋から立ち直るための前向きソング以上に、自分賛歌にも繋がり、祝福の楽曲でもあると言い切れる。これは意外な発見であった。
そういうことを考えてたら、この祝福の曲が出来上がったんだ。それが今や、アンセムみたいな存在になったのさ。この曲をエレキでやることはもうないだろうな。もはや相応しいとは言えなくなったから。この曲は、いまだに反逆についての曲なんだよ。
そんなこと言わずに、バンドで演ってくださいよ、兄貴。
今年の夏、サマソニでの幕張の大合唱の光景を期待してるんですから!!
同曲は英テロの追悼集会で1人の女性が口ずさんだのをきっかけに合唱が巻き起こったのが話題となり、チャリティー関連のイベントの際にも度々歌われるようになり、これ以降、追悼アンセムになった。アリアナ・グランデ主催の「One Love Manchester」でも、サッカーの英仏親善試合でも、そしてアリアナのマンチェスター名誉市民認定の際の市議会会合でも、合唱が起こっている。
引用:rockinon.com/news/detail/174511
(文・ROCKinNET.com編集部)
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