触角が鋭いファンなら既に感じている事だろう。
ノエルとリアムの険悪ムード一転、友好ムードである。
まずは、先月末にラジオ番組でのノエルのリアムへの賞賛コメント。
「俺が生来のロック・スター体質なのかは正直分からない。本物のロック・スターっていうのはリアムみたいな奴のことを言うんだろ」と発言。
このコメントから間もなくして、ノエルの50歳の誕生日に、リアムが祝福メッセージを送った。
これまで、誕生会に呼ばれないことに批判的だったリアムらしからぬ言動である。
Happy 50th rkid stay young LG x
— Liam Gallagher (@liamgallagher) May 29, 2017
このメッセージの真意について、後のラジオ番組で「本気だった。あいつは俺の兄貴だ。愛してるんだ。いつまでも元気でなって思ってる」と本当にリアムの発言かと耳を疑うような発言をしている。
遂に和解ムードかと思いきや・・・
リアムが、自身も出演したアリアナ・グランデのコンサート会場で起こったテロ被害者支援ライヴ「One Love Manchester」に出演しなかったノエルに対し「失望した」と非難している。
この日はノエルは事前に予定していた海外への家族旅行の為に出演できなかったという。プライベートな理由というのが弟としては許せなかったのだろうか。
ただ、「これでオアシスの再結成は無くなったか?」というファンからの質問には、「再結成なんてファ●クどうでもいい。これはオアシスに関する話じゃなくて、他人を助ける話なんだ」とコメントしている。
しかし、実は、ノエルは、追悼式で歌われた時からテロ犠牲者の鎮魂歌になっていた「Don’t Look Back in Anger」の売上を非公開で犠牲者の支援基金に寄付していたことが明らかになった。
案の定、雪解けムードから険悪ムードに元通りに戻ったギャラガー兄弟。
オアシスの再結成に関して最近の状況下から考えると20%くらい?
まず、最も枷になっているのはノエルのソロの成功である。オアシス解散後も国民的歌手の称号を継続できるほどの英国内のセールスも上々だし、ツアーも全国各地で成功している。
それと、注目すべきがリアムのソロの成績である。つい最近リリースされたソロ曲「Wall of Glass」(これが滅茶苦茶かっこいい曲なのだが)21位。これをまずまずと捉えるか、イマイチと捉えるかは、あなた次第だが(個人的には、チャートはキラキラなポップやR&Bばかりなので、リアムだけ異質なものとしてランクインしてるわけで大健闘中だと思うが)、ラジオ番組にて、こんな発言もある。「オアシスなんて、とっくの昔に終わったもんなんだよ。週末に起こったこともそう。何にしろ、ノエルが望んでない。完全におしまい」と諦めモードの発言もある。
結局はノエル次第ってことである。
ここで英国人に提案がある。ノエルの作品が素晴らしいのは言うまでもない。しかし、この状況ではノエルがオアシスを再結成させる理由も動機もない。不買運動でもしてみたら如何だろうか? すべてはオアシス再結成のためだ(笑)
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