テイラー新曲MVで奇跡の共演!冷戦に完全終止符!
MVでお互いが身を寄せ合う姿を披露!
こんな奇跡的な和解が実現するとは夢にも思っていなかった(笑)
ツアーの同行ダンサーの取り合い問題で世界中の注目を集めるキャットファイトを繰り広げていたテイラー・スイフトと、ケイティ・ペリーの二大歌姫が遂に正式に和解をした! テイラーの新曲「You Need To Calm Down」のMVで共演を果たしたのだ。映像の中でケーキが飛び交う中でハンバーガーの着ぐるみをまとって途方に暮れるケイティを、ポテトの着ぐるみをまとったテイラーが神妙な面持ちで近付き、二人が寄り添う場面が収められている。何故、バーガーとポテトかと言えば、お互いに無くてはならない存在を表してるのだとか。
どうして喧嘩した?約6年にも及ぶ冷戦をザッと振り返る!
実に6年にも及ぶ長期的な喧嘩に発展した今回の騒動。その経過をざっと見ていくと・・・・・・
2013年
発端はテイラーがケイティに「ダンサーをケイティに横取りされてツアーを破壊されそうになった」との発言をしたことだった。これに対し、ケイティは人気テレビ番組「カープール・カラオケ」でダンサーたちは本来は自分と契約していたと主張。続けて、ケイティはテイラーを「羊の皮を被ったレジーナ・ジョージ」とツイートで揶揄する。レジーナ・ジョージとは映画『ミーン・ガールズ』の意地汚い女性キャラ。
2015年
当時、世界で大ヒットしていた『1989』に収録されている曲「Bad Blood」がケイティのことを歌っているのではないかと噂される。Bad Bloodは「不仲」を意味する。実際にインタビューでも「これは友人を失うことについて歌った曲」と答えている。
2016年
テイラーの元カレであるカルヴィン・ハリスの楽曲「This Is What You Came For」は、もともとテイラーが作詞したものだと彼女の代理人が主張。カルヴィンは反論し「君はツアーが終わってケイティのように虐める相手が欲しいんだろうけど、僕はその標的になるつもりはない」とツイートで投稿。後の2017年にカルヴィンはケイティをフィーチャーした「Feel」を発表しテイラーを逆撫でした?
2017年
ケイティの新曲「Swish Swish」がテイラーに対する反撃ソングとの憶測が飛ぶも(無理矢理、二人の喧嘩を盛り上げようとする悪戯な憶測で終わったようだ)、ケイティが再び「カープール・カラオケ」に出演した際に「正直、この喧嘩を終らせたいの」と発言。
2018年
ケイティが当時ワールドツアーがスタートしたばかりのテイラーに、仲直りの印として平和の象徴であるオリーブの枝と手紙を送ったツイートが公開。テイラーも「楽屋についたら本物のオリーブの枝があった。私にとってすごく意味のあることよ」と述べ、ケイティに感謝の言葉を告げた。そのまた、テイラーが民主党支持をインスタで公表した際に、ケイティが「彼女は素晴らしいお手本」と絶賛していた。
と、このように互いに引かない攻防を取り続けてきた二人だったが、徐々に空気感も変わり今回の和解に繋がった。それはケイティ側の心境変化に因るところが多きい。テイラーは他者への攻撃以外で、あまり表立って意見や感情を公に表さないため、どう思っていたかは謎ではある。
二人を和解に導いたと考えられる三つの要因
1. アリアナのマンチェスター公演で起こったテロ
その一つの要因として挙げられるのは2017年5月に開催されたアリアナ・グランデのマンチェスター公演で起こったテロだと思う。あの事件以来、ケイティは「つまらないことで喧嘩している場合ではない。団結すべき。」との見解を示すようになった。
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2. ケイティの和解モードに応えたテイラーの手作りクッキー
その後、ケイティは「和解したい」と積極的に公での発言をしてきたが、どうもテイラーにオリーブの枝を送った頃からパーティ会場などで会っては自然にハグや会話をしていたという。極め付けが、先月2019年6月にテイラーがケイティ宛にクッキーを贈ったことがケイティのインスタで公表される。クッキーが盛られた皿には赤いフロスティングで「ようやく平和が訪れた」という文字が書かれている。ケイティはテイラーに宛てて「気分がいいわ」「友達になりましょう」と綴っている。
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3. 二人の共通項であるLGBT容認という考え
そして、今回のMV共演となるが、この楽曲はテイラーが同性愛支持を訴えるものであり、映像中でも差別主義者に反抗するテイラーの姿が描かれている。このMVにはNetflix「クィア・アイ」の出演者らLGBTの演者も多く出演している。正直、この方々は詳しく知らないのだが(最近やたらと日本のテレビに出て来る女装家みたいな感じだと思うが)、2018年に平昌五輪にて銅メダルを獲得しカミングアウトした、フィギュアスケートのアダム・リッポン選手や、QUEENの新ボーカルで知られるアダム・ランバート、米国では最も知名度があると言っても過言ではない芸能人エレン・デジェネレス(ドリーの声を担当)などの大物も出演している。テイラーもケイティもLGBT容認支持者であるので、この企画で意気投合したってことも考え得る。
ちなみに、米国でゲイ人気の高いと噂される『デッド・プール』のライアン・レイノルズ(※彼はストレート)など錚々たるメンバーが出演している。
やっぱり見たい二人のコラボに期待がかかる
最初はテイラーからケイティにMV出演の打診を試みたのだと言うが、やはり騒動が長期化したことで断られる覚悟で誘ったというが、ケイティも快諾。それまで公表して来なかったのは「ずっと関係は良好なんだけど、それを人に話すべきなのかはお互い不明だった」からだとか。双方のファンからは早くもコラボや共演の期待が寄せられているという。実はケイティ側は「いつでも歓迎するわ」とのコメントを既に出しており、あとはテイラー次第。ただ、互いに多忙を極めるだけに、本人が乗り気でも、そう容易なことではないと思われるが、来年のグラミー賞あたりで大々的に共演している姿が見れたら嬉しい。
(文・ROCKinNET.com編集部)
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